3月のライブセミナーでコーヒーの品種について配信します。今回はその準備です。

中米を中心に品種を解説しようと思い、国ごとにまとめようとしたのですが、コーヒーの品種が多すぎて、複雑すぎて、わかりやすくなるはずもなく断念しました。

どうしたらわかりやすいかなと。。。自分が最初に品種を勉強したときどうだったかな?思い出してみましたが、沢山の品種の系統図みたいなものを見た記憶があります。

だいたいコーヒーの本に載っている図になっているものですね。知らない品種もたくさん載っていて見た後特に頭に残っていないという記憶が蘇りました。


ルーツとなるブルボン種、ティピカ種。そこから派生した品種たち。


とにかく片っ端から品種について説明しても、よくわからないし、まずはカフェテナンゴで取り扱っている品種だけを書き出してみました。

ブルボン、ティピカ、カツーラ、カツアイ、パカス、ビジャサルチ、SL、サンロケ、イエローカツーラ、イエローカツアイ、イエローパカマラ、マラゴジペ、ジャバニカ、ゲイシャ、パカマラ、


いつも飲むコーヒーの品種がどうなっているのかを知ったほうが面白いと思います。それでも15種類!全部は流石に紹介しきれませんが。。。

まずはブルボン種から。

カフェテナンゴでは『エルサルバドル シャングリラ農園』『グアテマラ エル・インヘルト農園 エル・タンケ』ですが、両者を飲み比べて、あぁブルボン種だ!と即答できればそれは凄いと思います。それくらい両者には違いがあります。商品としては焙煎度も違えば、育った環境も違うわけですから。

カツーラ、カツアイといった品種は主要品種ですね。様々な地域で栽培されています。これも品種の味というよりは育った環境と精製方法がより味に影響されています。


ティピカ種由来のもの、ブルボン種由来のものと分けてみると、

ティピカ種の突然変異はマラゴジぺ種だけでした。これはわかりやすいのではないでしょうか?


カツーラ、カツアイといった品種は主要品種ですね。様々な地域で栽培されています。品種の味というよりは育った環境と精製方法がより味に影響していますね。




カツーラ種もパカス種もビジャサルチ種もブルボン種の突然変異といわれていますね。突然変異というと小難しいですが、植物なので環境に適応して変化したと考えると捉えやすくなる気もしますね。

たまたま見つかったカツーラ種がブルボン種と比べて小さく、多く作付けできることから流通したという事なのではないでしょうか


※ライブセミナー内でSL種を一括りにブルボン種の突然変異と言いましたが、SL34はティピカ種を起源とするようです。

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