投稿

11月, 2018の投稿を表示しています

美味しいコーヒーのための温度とは。

イメージ
今回は 11月24日(土)の ニコ生 。。フェイスブックライブセミナー の結果報告です! 〈実験内容〉 コーヒー豆15gに、98℃、90℃、80℃と温度の違うお湯を230g注ぎ、それぞれ濃度・味の違いを比べる。 ・使用豆: グァテマラ・ロズマ農園partida1(パルティーダ・ウノ)  シティロースト ・粉の粗さ:ナイスカットミルの目盛り4 中挽き 〈抽出レシピ〉     注湯量 合計量   1湯目 30g 30g   2湯目 60g 90g   3湯目 70g 160g   4湯目 70g 230g ・抽出開始でタイマーをスタートし、1湯目を注ぐ。(蒸らし) ・30秒になったら、2湯目60gを約15秒かけて注ぐ。 ・1分で、3湯目70gを約15秒かけて注ぐ。 ・1分30秒で、4湯目70gを15秒かけて注ぐ。 ・2分15秒で終了。 〈結果〉 温度 98℃ 90℃ 80℃ 濃度 1.62 1.32 1.41 〈それぞれの液体について〉 98℃:とにかく渋い。香りや味以前においしく飲める液体ではない。 90℃:一番濃度が低いが、後味のすっきりとしたキレイな印象。香りもはっきりわかる。 80℃:濃度はあるが、香りも味もうすい。コーヒーの粉に未抽出の良い成分がたくさん残っていそう。 今回は、極端に差をつけた実験だったので、3つを比べると違いがはっきりとわかりました。 「高温になればなるほど抽出効率はよくなる。」「この実験において、90℃の液体が一番バランスが取れている。」これは間違いないですね。 ただ、80℃と90℃の濃度が逆転している部分については、まだ謎が残ります。 実験の不備か、濃度計の不調か、香りや味には影響のない成分なのか。 時間もある程度決めて抽出しましたが、お湯の注ぐ場所、注ぐお湯の勢いの差はあると思います。 ここで一度、濃度計のBrix(ブリックス)という単位を考えてみたいと思います。 ブリックス度: 17.5℃の液体や、

11月ニコ生に向けて

イメージ
タイトルそのままですが、11月のニコニコ生放送は、抽出実験をします‼ 9/18のブログ更新で言っていました。 「お湯の温度による抽出の違いについて」です!! 気が付けばもう11月になってしまいましたが。。 写真の状態で抽出して実験していきます。 温度を変えるのだから、豆の量・粗さ・時間・お湯の量といった条件をそろえる必要があります。 それだけを考えるとフレンチプレスがかんたんです。 でもペーパードリップでやりたい!! 最終的には、ニコ生の実験を見て、ニコ生の補足のブログをいくつかまとめて読めば、 みなさんそれぞれの好みの珈琲が抽出できる! そんな内容にしたいと思っています。 今回は実験に使う基本の抽出を考えました。 コーヒー豆15g(今回はシティロースト:中煎り)を使い、注湯量230gです。 1湯目:30g 2湯目:60g (合計90g) 3湯目:70g (合計160g) 4湯目:70g (合計230g) 2分10秒~2分20秒くらいで落とし切って終了にします。 どのタイミングで2湯目、3湯目、4湯目を注ぐかによって濃度にばらつきがでてしまいます。 ※味のバランスにおいてここが一番むずかしいのですが。。 注ぐタイミングを変えて何度か試してみましたが、濃度1.35~1.44でした。 飲む濃度としては問題なく、フレーバーもちゃんと出ているので、ここを基準に高温、低温のお湯でどのような変化が起きるのかという実験になると思います。 ニコ生本番までに抽出が安定するよう細かい基準を作ってわかりやすくしたいですね! それでは、 Hasta la vista. ↑↑↑ 突然すみません。明日は、グァテマラ・ロズマ農園のアレハンドロ氏がカフェテナンゴにやってきます! 付け焼刃のスペイン語であいさつしようと思います。 これ、使い方あってるのかな?(笑)