ピーベリーを選別して焙煎する。


『グアテマラ エル・インヘルト農園 イエローナンセ』からピーベリーを選別し焙煎する!

ピーベリーとは丸豆といわれるもので、通常1つのコーヒーの果実の中に2つ入っている種子(生豆となるもの)が1つしか入っていないというものです。コロっと丸みを帯びた形になります。


もともと細長いイエローナンセのピーベリーは丸豆、いや長丸豆です。(笑)

実際に、エル・インヘルト農園でも手作業でピーベリーを選別しているということで真似してみたのですが、なかなか大変でした。

600g選別して焙煎に辿り着くまでに1か月かかりました。
それが、『イエローナンセ ピーベリー』
ここにしかない超レアロットの完成です!


そんな、ピーべリーの焙煎です。緊張しないわけがない。(笑)

失敗したら、また選別からですからね。

ピーベリーは、コロッとした丸みがあるせいか、焙煎中は熱をためやすい印象です。
焙煎中にパチパチとはぜる音も1回目は小さめで普通の豆と違うのも緊張する一因ですね。

何とか焙煎が完了しました。通常のイエローナンセより焙煎度を浅めに仕上げました。カフェテナンゴの【ロースト:3】ですね。中煎りです。


どんな味わいになるのでしょうか!?


通常の『エル・インヘルト農園 イエローナンセ』は、黄色く完熟するイエローカツーラ、イエローカツアイという品種のロットで、ココナッツミルクや、バナナ、バニラのような甘いフレーバーが特徴的です。


さっそく飲んでみました。


・・・・

濃い!焙煎が少し浅く酸味が少しあるので、ネクタリンのような濃厚な甘さの印象です。もちろんいつもの、バナナやココナッツ、生クリームの味わいも。普段のイエローナンセの味わいがぎゅっと詰まった印象です。

イエローナンセの美味しさの秘密はこのピーベリーにあるのかもしれませんね。
通常の生豆の中にこの香りがぎゅっと詰まったピーベリーが含まれることで、味の厚みが増している可能性もあります。


そうなると、気になるのはピーベリーが含まれる割合が多いのかどうか?ですね。

イエローナンセは選別していて、ピーベリーが意外と多い気がしました。ほかのエル・インヘルト農園のロットや、ほかの農園のものを検証してみなければなんともいえませんが・・・

やるしかないですね!


『ピーベリー研究室』やります。
まずは、エル・インヘルト農園の他のロットから!
なぜかって?

こんなにたくさんエル・インヘルト農園の豆が揃っているのですから!(笑)

パタゴニア、ゲイシャG-1、マラゴジぺ、ブルボン、イエローパカマラ。。。。すごいメンバーですね。

まずは、店主に要相談ですね‼


ぼちぼち報告していきますね。
それでは。

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